相撲が好きで
2016年09月29日
大相撲9月場所は
大関・豪栄道の初優勝で幕を閉じた。
とにかく相撲が大好きで
15日間は
毎日夜中に録画したその日の取り組みをみる。
当たり前のことながら
早送りをしながら
取り組みだけをパッパッとみるわけではない。
「時間いっぱい」になるまでの
所作から表情まで
それもまたおもしろくて仕方がない。
さて、豪栄道についてであるが
もちろん応援をしていた。
というか大ファンである。
勝てない時代も
毎日テレビに向かって声援を送っていた。
だからこそ
こちらまでドキドキしながら
終盤はテレビの前にすわっていた。
好きだからこそ、
毎場所・毎日しっかり見ているからこそ、
その変化はよくわかった
前に出る姿勢はもちろんだが
「顔つき」が全然違うのである
気持ちが前面に出ているだけでなく
ひたすら目の前のことに集中している顔なのである
「目は口ほどにものをいう」というが
そのレベルではない
人は覚悟を決めると「顔つき」が変わるのである
同じことが塾でもあった
中3生の男の子
いままではどちらかというとクラブ優先
勉強にも本腰の入らない様子の生徒
その生徒
「顔つき」が明らかに違うのである
まさに集中力に満ちた様子なのだ
当然のことながら行動もかわってくる
黙々と勉強するだけでなく
気迫がみてとれる
昨日などは
塾に来るなり
「先生、預かっておいて」と携帯電話をもってきた
こんなことは初めてだったので
こちらが感心・感動をした
私たちの仕事は「変化をもたらすこと」である
そのなかで最ももとめられるのが
「結果の変化」である
しかし、これは私たちにしてみれば簡単なことでもある
極めて難しいのが 「気持ちの変化」 だと思う
やはりこれには小手先ではなく「心」
「相手を想う心」が大切になってくる
その「心」
気持ちが変われば行動が変わり
行動が変われば結果が変わる
それがこうして少しずつあらわれつつあることを
心からうれしく思う
今日はどんな変化を目の当たりにするのだろう