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有田の野球少年だった

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有田の野球少年だった

2021年03月02日

「先生って何のスポーツできる?」

 

そう聞かれたときはきまって

 

「野球しかできないよ」とこたえる。

 

 

 

それほど野球好きの少年だった。

 

 

 

有田で生まれ育った僕が

 

少年野球チームに入ったのは

 

小学2年生のとき。

 

 

 

 

 

御霊少年野球部だった。

 

 

 

小学4年生のときはセカンドを守っていたが

 

足が速かったこともあり

 

5年生以降はずっと外野を守っていた。

 

 

 

 

 

中学校は地元の吉備中学校

 

相変わらずの野球好きだった

 

 

 

 

 

 

高校も有田の耐久高校

サードを守っていた

 

さすがにそろそろ内野を守りたくなったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

小学生からキャプテンをつとめてきたが

 

高校でもキャプテンをさせてもらった。

 

 

 

 

少しはうまかったのかもしれないが

 

野球理論の好きなタイプで

 

もしかしたら実際のプレーより

 

ファミスタの方がうまかったかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはさておき

 

もう一度少年野球のころの話

 

 

 

 

僕たちのころは

 

肩を冷やすといけないからという理由で

 

プールにいっては行けないなどと言われた。

 

 

 

 

 

 

練習中に水を飲んでもいけない

 

 

 

そのくせうさぎ跳びをしたり

 

当たり前のようにケツバットなどをされた。

 

 

 

 

 

フォアボール連発で負けたことに監督が怒って

 

何キロもの道のりを走って帰されたこともあるし

 

 

 

雪の降るなか

 

お正月から練習をしたこともあった。

 

 

 

 

 

練習を休みたいと思ったことなんて山ほどある。

 

面倒に思ったこともあったし

 

遊んでいる同級生を

 

うらやましく思ったりもした。

 

 

 

 

だけど野球を嫌いになったことはない。

 

いまも好きで好きでたまらない。

 

 

 

 

 

 

塾の先生になると決まったとき

 

一番嫌だったことは

 

ナイターが見られないということだった。

 

それほど野球が好きなのだ。

 

 

 

 

 

エッグにも

 

野球に燃えている子がたくさんいる。

 

いろんなクラブの子がいて

 

それぞれ大きな目標めざして頑張っている。

 

 

 

 

 

自分が野球出身だからといって

 

スポーツしている子をひいきはしないが

 

なるべく両立できるようにと

 

できる限りのことはしてあげたいと思う。

 

 

 

 

 

僕自身

高校時代ずっと野球に打ち込んでいて

 

「ついていくのがやっと」

 

「成績はがた落ち」

 

それを経験した。

 

 

 

 

 

野球さえしていればそれでいいと思っていたのだ。

 

 

 

 

だからこそ

 

縁があって塾に来てくれた子たちには

 

何とかサポートしてあげたいと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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